このサイトは「高齢労働者講習」の実現をめざす社会運動のサイトです。

高齢労働者講習

  〜職場の迷惑高齢者対策

※このページの読了時間はおよそ3分です。

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このページでは構想について詳しく説明します。

<もくじ>

1.講習対象

2.講習日

3.試験

4.受講料

5.有効期間と更新

6.講習内容

7.講習方法

8.軽度認知障害対策

1.講習対象

講習を受講しなければならないのは、労働者または就職を希望する者で、60歳以上とします。(年度内に60歳となる者も受講できます。) 個人事業主は受講義務がありません。(任意で受講することは可。) ただし、シルバー人材センターに登録する場合は受講しなければならないことにします。これは、シルバー人材センターの仕事の中には、高齢者同士で協力して働くものがあるためです。

2.講習日

講習日はほぼ毎日です。土日祝日も受講できるようにします。これは労働者の都合への配慮です。

3.試験

試験はもうけません。講習の目的は、高齢者の選別ではなく、あくまで高齢労働者の協同力の底上げですので、受講の修了だけで事足ります。もし講習の目的を選別として不合格者をつくると、その分高齢者の労働力を活用できないことになり、社会の労働力供給の柔軟性が弱くなってしまいます。ですので、高齢者の選別につながる試験は行いません。

4.受講料

受講料は低額にします。2000円以下とします。再講習の受講料も同様です。

5.有効期間と更新

講習の修了に有効期間をもうけます。期間は最長でも5年とし、更新する場合は再講習を受講します。これは、社会の変化や事件などに対応して、必要な啓発を行っていくためです。

6.講習内容

講習内容は職場でのふるまい方に関することの啓発です。加齢によってやりがちになる迷惑行為について具体例を挙げて説明し、やらないようにいさめます。主に以下のことです。

●仕事に関することでやってはいけないこと

●同僚とのコミュニケーションでやってはいけないこと、嫌われること

●職務外の行為でやってはいけないこと、嫌われること

具体例は「補足」のページで挙げている迷惑行為をご参照ください。

7.講習方法

講習は主に動画と講師による解説です。動画は具体的事例の再現映像と再現ドラマです。講師による解説は補足程度とします。受講者がテキストを音読させられたり、感想文を書かされたりすることはありません。受講者が理解しやすいように、また、できるだけ疲れないように行います。

8.軽度認知障害対策

受講前に軽度認知障害検査(認知機能検査)を行います。これは、もちろん任意ではなく義務ですが、働いていい人とダメな人を選別するためのものではなく、たんに自分の状態を理解してもらうためのものです。結果に問題があっても、会社に通知されることはありません。