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虚礼廃止法

  〜関係悪化回避策

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このページでは以下のことについて説明します。

■立法化理由
■人事評価の公正化
■接待の扱い

立法化理由

ここでは虚礼廃止を立法化する理由を述べます。虚礼廃止の理由は、労働者のストレス軽減や家計負担の回避、企業の業務効率化などですが、これらとは別に、なぜ各企業にまかせず、わざわざ立法化して廃止に持ち込むのか? この理由を以下に挙げます。

●一般労働者は上司や取引先との関係悪化がこわくてなかなか自主的にやめることはできない。

●下請け企業や零細企業などは取引先との関係悪化がこわくてなかなか自主的にやめることはできない。

●虚礼を行い続ける者に対して、いちいち丁寧に失礼のないよう断るのも面倒である。

●虚礼廃止を会社の規則にするだけでは、これを守る人が馬鹿正直とか無風流などと非難されるおそれがある。

●会社の規則はいろいろな事情で運用がゆるくなりがちで、それだけでは、病的なあげたがりや病的なもらいたがり、これらの人たちがやめてくれない。

人事評価の公正化

「内容」ページにおいて「虚礼廃止法」の【副目的】として「人事評価の公正化を促し、適正配置やボーナスの適正支給につなげる。」ということを挙げましたが、この「人事評価の公正化」ということについて説明します。

まず、上司に対する虚礼は人事評価の不正の温床となっています。上司に対し、お歳暮やお中元、出張先のお土産、誕生日プレゼントなどを贈る者、特に高額な品物を贈る者がひいき(不適切な昇進やボーナス支給など)を受けるということがあります。つまりは、親が富裕層である者の方が人事評価において有利となる不公正の問題があります。そのため、この煽りで、家計に余裕がなく上司に虚礼を行えない者は昇進やボーナス支給において不当な扱いを受けることがあります。また、虚礼を行う者が懲罰を軽減してもらったりうやむやにしてもらったりという問題もあります。

「人事評価の公正化」とは、この現状を是正するということです。

接待の扱い

取引先への接待も虚礼と見る向きもあるようですが、ここでは虚礼から除外しています。接待については特別の法律が必要であると考えており、「虚礼廃止法」の中では扱っておりません。