このサイトは「虚礼廃止法」の実現をめざす社会運動のサイトです。
◆虚礼廃止法
〜関係悪化回避策〜
法案(試案) ※このページの読了時間はおよそ3分です。
ここでは「虚礼廃止法」の試案を掲載しています。
不備にお気づきの方やご意見のある方は、ぜひお寄せください。
【凡例】
◆条文の題を青色で表示しています。
◆各条文の番号が「○」になっているのは、新たに条文を追加した場合に、その後に続く他の条文の番号をいちいち変更する手間をはぶくためです。お気になさらずにご覧ください。
虚礼廃止法(試案)
(目的)
第○条 この法律は、会社等の人間関係で行われる虚礼、および、会社等の間で行われる虚礼を禁止し、もって、虚礼による労働者のストレスを軽減し、また、家計を守り、さらに、会社等の経費削減および業務効率化を図ることを目的とする。
(定義)
第○条 この法律で「虚礼」とは、会社等の組織内の者に対して、または、取引先の者に対して、次の各号に掲げる行為を行うことを言う。
一 年賀状を送る。(年賀メールも含む。)
二 暑中見舞い、時候の挨拶状を送る。
三 お中元やお歳暮を贈る。
四 バレンタインデーに義理チョコや贈り物を渡す。または、ホワイトデーに贈答品を渡す。
五 祝電や弔電を送る。
六 祝儀を渡す。
七 旅行や出張の後にお土産を配る。
八 転勤時に元の職場や転勤先でお菓子を配る。
九 異動時に元の職場や異動先でお菓子を配る。
十 退職時にお菓子を配る。
十一 餞別を贈る。
十二 結婚式に出席する。
十三 通夜、葬式、法事に参列する。
十四 焼香に伺う。
十五 香典を渡す。
十六 供花や供物を贈る。
十七 見舞いに行く。
十八 年末年始の挨拶に行く。
十九 取引先の飲み会に参加する。
第○条 この法律で「会社等」とはあらゆる雇用組織のことを言う。
(虚礼の禁止)
第A条 会社等および役員、また、労働者は、虚礼を行ってはならない。
第B条 役員および管理職者は、部下に対し、虚礼を指示し行わせてはならない。
第C条 役員および管理職者は労働者が自らの意志に基づいて自発的に行う虚礼を容認してはならない。
第D条 何人も、仕事上の関係者に対し、虚礼を行うことを要求してはならない。
第E条 役員および管理職者は、部下に対して、取引先の虚礼を仲立ちすること、または、取引先へ虚礼を要求すること、これらを行うよう指示してはならない。
(啓発)
第○条 会社等は、組織の人員(派遣労働者、出向者を含む)に対して、虚礼禁止の旨を伝える社内通達をひとりひとりに配布し、各人員による了承の署名を受け取らなければならない。
2 前項の社内通達は、毎年1回、1月に必ず行うものとする。
3 第1項の署名は次回の署名を受け取るまで会社が保管するものとする。
4 第1項の社内通達の文面は厚生労働省令に定めるものとする。
(罰則)
第○条 第B条、第D条、第E条、これらに違反した者は50万円以上100万円以下の罰金に処する。
第○条 第A条、第C条、これらに違反した者は50万円以下の罰金に処する。
このサイトでは署名活動を行っております。本提案の主旨にご賛同いただけましたら、どうかご署名によるご協力をお願いいたします。ご署名くださる場合は、「署名する」のページに、署名フォームがございますので、こちらをご利用ください。どうかよろしくお願いいたします。