このサイトは「政策提言サイト」の実現をめざす社会運動のサイトです。

政策提言サイト
  〜政策育成の場

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このページでは以下のことについて説明します。

■「政策」の意味

■対象となる政策

■提言の書式について

「政策」の意味

ここで言う「政策」とは、政治における施策のことです。何らかの問題や課題に対する対策、または、利益を生む方策や計画のことです。主義、方針、スローガン、信条、抽象的な理念、方向性、将来像のことではありません。制度設計、法案、計画などで、ある程度、具体的なもののことです。

ネット上では、多くの記事において、まちがった説明がなされています。政治における抽象的な理念や方針を「政策」の意味とし、具体的な方策や計画などを「施策」の意味とする、このような説明が流布されています。この事態は、おそらく、総務省がそのような見解を公表しているためと思います。

この「政策提言サイト」では、「政策」という言葉を使用するさいに、ネット上のまちがった説明には意図的に従っていません。それらは日本の現状の政治(政治家と政党の怠慢と無能)を無自覚に容認するものであり、国民はこれに追従するべきではないからです。

対象となる政策

「政策提言サイト」で扱う政策は一般市民がつくった政策だけではありません。政治家、官僚、自治体職員、圧力団体、これらがつくった政策も対象です。日本国において実現を目指す、または、国際社会において日本国が実現を目指す、あらゆる政策が不可避的に「政策提言サイト」を経由することになります。たとえ、政治家、官僚、自治体職員、圧力団体がつくったものであっても、必ず「政策提言サイト」において、国民に晒すことにします。これは、政策に対して意見、批判できるという国民の権利を実質的に確保して、政治家などが国民の多忙と政治力の弱さをいいことに、利己的な政策を強引に実現することを防ぐためです。

提言の書式について

「政策提言サイト」における政策の提言の書式は企画書形式がよいと思います。現在、論文形式で政策を表現する人がほとんどですが、論文形式ではなく、企画書形式にするべきです。論文形式は、抽象的な結論(主張)を述べるための文書形式であり、政策(具体的な方策や計画)の説明には向いていません。(学者の政策提言が黙殺されるのは論文形式で表現しているということが大きな要因であると思います。)それに対して、企画書形式は、具体的な方策、計画を説明するための文書形式ですので、政策を説明するのに適しています。また、企画書形式は、一般国民にとって理解(良し悪しを判断)しやすく、提言された政策が多くの賛同を得ることにつながるはずです。また、論文形式による抽象的主張は、結局は、審議前に具体案を作成しなければならないため、論文形式を許容することは、政治遅延の原因になってしまいます。したがって、論文形式は認めずに、企画書形式で統一するべきです。